【読書ノート】本を守ろうとする猫の話 作:夏川草介

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

読んだ本は

さて今回は

¥1,478 (2023/03/27 09:26時点 | Amazon調べ)

題名:本を守ろうとする猫の話

作者:夏川草介

を読みました

内容紹介

『神様のカルテ』シリーズ外、初の長編!
「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
 夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。
 痛烈痛快! センス・オブ・ワンダーに満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』!

〈 編集者からのおすすめ情報 〉300万部超のベストセラー『神様のカルテ』著者、
初のファンタジー長編!

引用元:小学館ホームページ

この本はインスタグラムで知りました

まず初めに気になったのは、タイトルです

私が猫好きなのもあって、猫が出てくる本はつい手が伸びてしまいます

猫が本を守る??

ファンタジーの匂いがプンプンしますね

早速感想行ってみよ!

胸に刺さった言葉パート1

「本が好きだと言った以上は、好きじゃない本は作れなくなります」

p148

これは主人公が本をつくる社長に対してかける言葉です

中学生の頃、本が好きだった私の

なりたい職業は編集者でした

大好きな本に囲まれて、お金がもらえるなんて

夢のようだと思っていました

でも、仕事で本に携わったら

本を今のまま好きでいられない気がしたんですよね

本を儲けるための道具というか

金のなる木みたいに感じちゃうというか

そんなんで、結局は研究助手になっちゃったわけですが

そんな私の心にグッと刺さる言葉でした

胸に刺さった言葉パート2

かすかに猫が笑う

「良い心がけだ。理不尽に満ちた世界を生きていく上での最良の武器は、理屈でも腕力でもない」

「ユーモアだね」

p170

おおお

語彙力ないから上手く伝えられないけど

なんか深い!

生きているのが辛くなったときに、この言葉がそっと寄り添ってくれて

肩の荷が降りるような気がします

優しい言葉~~~☺️

胸に刺さった言葉パート3

「本にはたくさんの人の思いが描かれています。苦しんでいる人、悲しんでいる人、喜んでいる人、笑っている人・・・・・・。そういう人たちの物語や言葉に触れ、一緒になって感じることで、僕たちは自分以外の人の心を知ることができるんです。身近な人の心さえ、本を通して僕らは感じることができるようになるんです」

p200

私が本をよく読む理由はまさにこれです

数千円で、作者の考え方だったり、心だったり

その人の魂の断片に少し触れられて

作者の人生を擬似体験させてもらえる気がするんですよね

だから、この言葉は大好きです❣️

まとめ

¥1,478 (2023/03/27 09:26時点 | Amazon調べ)

この本の評価

読みやすさ
(3.5)

面白さ
(4.0)

デザインの美しさ
(3.0)

値段
(3.0)

コレクション性
(1.5)

総合評価
(3.5)

本好きで、副業を探している方ににおすすめなのが『ブックレコメンド』

読書好きによる書籍紹介サイトです。

本を読んで寄稿レビューを書いた人の中から、最大2名に一万円を贈呈する「一万円贈呈課題本」があります。

通常の報酬の計算
  • 報酬の計算は集計期間中に課題本のレビューを1記事寄稿 いいね数 x 10円
  • 集計期間中に課題本のレビューを2記事寄稿 いいね数 x 30円
  • 集計期間中に課題本のレビューを3記事以上寄稿 いいね数 x 50円
  • 集計期間中に課題本を提案いただいた方 いいね数 x 100円

スマホ1つで、誰でもライターの副業ができるので収入源を増やしたい人におすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA