コロナ禍になったことで生活が一変し、自炊や手作りをする人が増えたのではないでしょうか?
今回は初心者でも自宅で簡単に出来る
味噌を作っていきます。
![悩める人](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/01/C5BECEEE-5D38-4191-A492-9969548B815E.png)
味噌作りなんて大変なんじゃないの?
いえいえ!
材料はたったの3つだけですし、時間はかかりますが工程はシンプルです。
『味噌作ってます』なって言ったら、料理上級者みたいでかっこいいでしょ?( ー̀֊ー́ )ぐへへ
味噌作り初挑戦の私も、実際に作業しながら詳しくお伝えしていきますよ!
コンテンツ
用意するもの
今回はおよそ6キロ分の味噌を作りますよ~~~。
材料
・乾燥大豆(1.5キロ)
・米こうじ(1.5キロ)
・塩(600g)
・塩(カビ対策で約120g)
もっと少なく作りたい人は『味噌作りQ&A』を見てください!
![](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/01/A9E6C176-AABC-484B-8AF0-4DBA6C847D63.jpeg)
必要な道具
・消毒用アルコール
・保存容器
・大きい鍋
・お玉
・大きいボウル
・中くらいのボウル
・ザル
・漬物用袋
・麺棒
🌸今回使用する保存容器はガラス製で、一昨年まで梅酒を漬けていたものです。今回はこちらで味噌を作ってみます。サイズは確か10号で8リットル入るサイズです。
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🌸フードプロセッサーやミキサーがない人は、破れにくい漬物袋がおすすめ‼️これならグリグリやっても大丈夫でした。
自家製味噌の作り方
味噌作りに必要なのは計画性!
というのも、乾燥大豆を戻すのに結構な時間かかります!
下の表のような手順でやっていきますよ。
(1日目)大豆を洗って水に浸す
(2日目)大豆を煮る
大豆を潰す
こうじと塩を加える
保存容器にいれる
10ヶ月放置して完成
まずは乾燥大豆を水で洗っていきますよ。
最初は写真のように泡が出てきますが、3回ほど洗えばほとんど出なくなりますよ。
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これくらい泡が無くなれば良いです。
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大豆を鍋に移したら、水を大豆と同じくらい加えます。
大豆は水をたっぷり吸ってふっくらするので、大豆全体が水中に入っているように気をつけてあげましょうね。
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大豆を水に入れてから2時間後の写真⬇️⬇️⬇️
![](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/01/2BBE28E4-9CD9-41E9-A519-A2F8B15A0575-768x1024.jpeg)
大豆を水に入れてから16時間後の写真⬇️⬇️⬇️
![](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/01/0D19066B-D460-44F3-B517-D3675F57AF43-768x1024.jpeg)
大豆が水をたっぷり吸ったのがわかりますね。
大豆の水気を切ったら、大きな鍋に入れて
大豆が浸るくらい水を注ぎます。
(写真は水を注ぐ前です⬇️⬇️⬇️)
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沸騰するまで強火にかけます。
この時アクのようなものが出ます。無害ですが、取っておくと吹きこぼれ防止になります。
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沸騰したら弱火にします。
底が焦げ付くので時々混ぜてあげましょう。
新豆の場合90分くらい煮込めば大丈夫です。
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大豆を指で潰して煮えたか確認しましょう。
少しの力で潰せたら完了です!
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大豆をザルに出して煮汁を確保します。後で使いますので捨てないでくださいね。
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水煮の大豆を漬物用袋に入れ口を縛ります。
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麺棒でゴリゴリやって、大豆を潰します。熱いから気をつけてくださいね。
冷えると潰れにくくなるので、ここは頑張りどころ!
私はバスタオルを間に挟んで潰しましたよ。
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こうじと塩をボウルに出して、混ぜます。
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潰した大豆が人肌の温度になったのを確認したらこうじと塩を潰した大豆に加えます。
そして大豆の煮汁を加えながら、ひたすらモミモミしていきます。
この作業が気持ちよすぎた。
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普段食べてる味噌より硬いけど、まとまるようになるまで煮汁を加えて調整してください。
ぬか床やってる人は、それくらいの硬さを目指してください。
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味噌の元がいい固さになったら、瓶に詰めていきます。
瓶は清潔にして、しっかり乾燥させたものにアルコールを入れてシェイクして消毒しました。瓶の簡単な消毒方法、詳しくはこちらをご覧下さい⬇️⬇️⬇️
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瓶にひたすら詰めていきます。空気が入らないようにグイグイ押し付けるようにいれますよ。
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ガラス製だから、外から中身が確認できてやりやすかったです。
しかしここで問題発生……
8リットル瓶に6キロの味噌を仕込むつもりだったのですが、入りきりませんでしたので残りは別の瓶に詰めました。
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味噌などの発酵において、いちばん厄介なのはカビです。
カビは空気を好むので、空気に多く触れる表面はカビ対策必須です。
へりに付着している味噌をしっかりふき取ったあと、表面を平にしてからヘリを凹ませます。
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そのヘリにカビ対策用の塩を入れて、真ん中にも塩をして
味噌の表面を塩で蓋していきます。
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塩があるとカビは上手く繁殖出来ないので、カビ対策になりますし
塩なら完成後に味噌全体をかき混ぜれば食べることが出来るのでおすすめです。
(もちろん大きい方の瓶もカビ対策してあります。)
瓶の口にサランラップを2重にして被せてから、蓋をしました。
これで完成~~~
冷暗所で10ヶ月おけば、出来上がりです♥️
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⚠️完成後の変更点:小さい方の瓶は、味噌の表面から蓋までの距離が長かったので、塩の上からサランラップで覆ってあげました。
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3月7日現在の様子↓↓↓
![](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/03/8BAB2F6B-949A-4CC1-98D4-DA2833407F41.jpeg)
味噌作りQ&A
- 味噌はどれくらいで食べられますか?
- 1月の下旬から2月に仕込み、食べ頃は10月から11月です。
- 大豆500gと米こうじ500gと塩200gとカビ対策の塩40gで作ると完成した味噌は何gになりますか?
- およそ2キロになります。
- 何をどれくらい準備したらいいか分かりません。
- 計算式はこちらです。数を入れるだけで計算してくれます。
- 乾燥大豆はいつ頃買うのがオススメですか?
- 新ものは11月ごろから販売が開始されます。新豆の方が煮込み時間が短く済むので11月以降に購入されることをおすすめします。
- 乾燥大豆はどれくらい洗えばいいですか?
- 泡が無くなるまでです。下の写真を参考にしてください。
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- 大豆を水で戻すのに、どれくらいの時間が必要ですか?
- 豆にもよりますが、10時間ほど浸水すれば大丈夫です。
水が悪くならない限り浸水のしすぎは心配しなくて大丈夫です。
- 保存容器はどんなものが適していますか?
- 密閉できるものなら大丈夫です!調べたところジップロックの様な袋状で密閉できるものでも作れるみたい。私はガラス製を使ったけど、重いし大変だったから、プラスチック製の物がいいかも⭕️
まとめ
今回は手間ひまはかかるけど、意外とシンプルな工程だけで済んじゃう
手作り味噌のレシピをシェアしました。
ハプニングもあったけど、作業はとっても楽しいし
大豆を潰すのは子供でも出来そうだから家族の休日にみんなでワイワイ作るのもいいかもしれません。
10ヶ月間ドキドキワクワクしながら待つのも楽しいですよ。
このブログを読んで、もし分からないことや質問したいことがあれば
こちらにご連絡ください!回答させていただきます^^⬇️⬇️⬇️
![](https://reichun.com/wp-content/uploads/2023/03/E1ECADED-C997-4FA0-9B86-EA46CBEF0358-160x160.jpeg)
保存瓶って、使っていない時は邪魔ですよね(笑)
できるだけ使っている状態を作っていたい!と誰もが思うはず
私は12月から1月ごろにスーパーでよく見るイチゴを、使っていない保存瓶でつけました。
簡単に作れて、美味しいのでおすすめです。
味噌以外にも、菌を感じられるものはたくさんあります。私のおすすめはぬか床です。
ズボラな私でもお世話ができるくらいお手入れ簡単なのに、美味しい糠漬けが食べられますよ!