こんにちは、れいちゅんです
今回は、過去にバイオ系の研究室で研究補助員として、ある微生物の研究開発をしてきた私が
どうやって研究補助員になれたのか
研究補助員の仕事内容とは何かを、分かりやすくお伝えしていこうと思います
このブログを通じて、研究補助員がどんな職業なのか?
どんな方に向いているのか?
どうしたらなれるのか?
など、お伝えできればと思っております
コンテンツ
研究補助員の仕事内容
まず初めに、研究補助の仕事内容ですが、
実験の種類だけ仕事の内容が異なるため
自分が所属する研究所やチームによって千差万別です
(一言でこれ!って言えればイメージが掴みやすいのに…ごめんなさいね)
例えば私の場合ですが
分子生物学実験をする研究所での勤務で、微生物の研究開発と、大量培養の研究に付随する仕事とRNAの抽出をしていました
ひたすらPCRと大量の培養作業をこなすイメージです(どうでしょう伝わりました?まさにこの画像のようなイメージです!)
研究補助員になるには?
私の場合は、理系の専門学校を卒業後すぐ派遣社員になりました
そして派遣会社から、研究所に派遣され仕事をすることになりました
その研究所では、研究補助員のほとんどが派遣会社からの派遣だったので
とても働きやすかったですが
もし仮に派遣された研究所が合わなかったり
人間関係が良くなかったりしても
すぐに他の派遣先を紹介してもらえるのは、派遣社員のメリットですね
専門学校の友人たちの中には、専門学校に教えに来る講師のコネクションで研究所に入った人もいました
また、講師が所属する研究所でアルバイトを募集している場合もあるので
まずはアルバイトでその研究所を訪れて、卒業後に就職するという友人もいました
所属する研究所やチームによって仕事内容が異なるので
自分がどのような分野の研究補助をしたいのか
あらかじめ考えておくと就活がスムーズになるでしょう!
1日の仕事の流れ
ここで研究補助員時代の1日の仕事の流れをご紹介します
毎日同じことをするわけでは無かったですが、大体いつもこんな感じでした。
9時00分出社。パソコンを開いてメールの確認・返信
9時15分培養物の回収やデータ整理など
9時30分上司との打ち合わせ。今日やることの確認
9時45分白衣を着て実験室へ。培地の作成やPCRなどの作業
12時00分上司に午前中に終わらせた仕事の報告
12時15分お昼休憩(1時間)
13時15分午前中の仕事の続きをしに実験室へ
17時00分実験機器の洗浄や実験室内の自分の机を片付ける
17時15分上司と打ち合わせ。実験の報告などを済ませる。
17時30分パソコンでメールの確認。Excelに実験結果を記入したり、足りなくなった試薬の注文をしておく。
18時00分退社
研究補助員のイメージらしく、1日中研究室で実験している感じでした。
基本的には1人での作業になるので、人と会話するのはすごく少ないです。
黙々と作業していて孤独?いいえ最高です!
研究補助員(派遣)の給料は?待遇は?
社会経験ゼロの私は
時給1400円でした
(経験年数5年目以降の先輩は1800円になる人もいました)
完全週休二日制で、月平均勤務日数は22日。
1日の労働時間は8時間。
1400×8×22=246,400円
そこから年金などの税金が引かれるので、手取りは大体20万円位でした
派遣社員にボーナスありませんし
時給の中に交通費なども含まれるので別途支給されることはありません
そこは1つ注意が必要ですね
(派遣会社によっては、別途交通費を出してくれるそうなので、予め確認しておくと良いでしょう)
また、友人の初任給と比べるといくらか派遣社員の給料の方が高いものの
派遣社員はボーナスが貰えなかったり、時給が上がることはなかなか難しいので
長期的には正社員を目指した方が給料や待遇が良さそうです
就業規則は研究機関ごとに異なりますが
通常、有給休暇はあります。
研究室のカラーにもよりますが、柔軟に対応してくれる所が多いようです
残業や夜勤はほとんどありません
トラブルを避けるには?
研究室のトラブルで1番多いのはやはり人間関係です
仕事を辞めていく人の大半はそれが原因でした
作業自体は個人プレーですが、報連相など
実験に関わることは意思疎通をしっかり行う必要があります
まとめ
私の経験を1例として紹介してみましたが、いかがだったでしょうか
派遣で研究補助員になるのは比較的楽なものの
長期的にみると、やはり給料面が心配ですね
しかし、自分がやりたい分野の実験ができる研究補助員のやりがいは
めちゃくちゃあります!
私は仕事中は夢中で作業をしてました!
結局結婚を機に辞めましたが、もし結婚していなかったら
出来るだけそこの研究所で働きたかったなー!と今でも思います
研究補助員になりたい人の手助けになったら嬉しいです。応援しています!