FIREしたら、毎月いくらあれば暮らせるんだろう。
FIREを目指していると、どうしても気になるのが「FIRE後の生活費」です。
いくら資産を貯めれば仕事を辞められるのか。
年間いくら必要なのか。
毎月どれくらい使うのか。
ここを考えないまま「とりあえず1億円!」と目標を決めても、なかなかゴールが見えてきません。
我が家もFIREを意識するようになってから、何度も生活費について考えてきました。
そして今、ひとつの目標にしているのが、
「夫婦2人で月20万円くらいで暮らす」
という生活です。
もちろん、何でも我慢して月20万円に押し込めるつもりはありません。
食べたいものは食べたい。
たまにはカフェにも行きたい。
必要なものは買いたい。
病院にも行く。
車も使う。
ブログも続けたい。
そんな、あまり切り詰めすぎないけれど、使いすぎもしない生活を想定しています。
今回は、そんな我が家のFIRE後の生活費を具体的に考えてみました。
コンテンツ
今は夫婦+子ども2人の4人暮らし
現在の我が家は、夫婦と子ども2人の4人暮らしです。
そのため、食費や日用品などは当然、夫婦2人だけの生活よりも多くなります。
今現在も、我が家では毎月の予算を決めて暮らしています。
「今月はいくら使ったかな?」
と後から確認するだけではなく、
「このくらいで暮らす」
という予算を先に決めて、その中で生活するようにしています。
だからこそ、FIRE後の生活費についても、
「たぶん月20万円くらいかな」
という感覚だけではなく、
実際に項目ごとに予算を組んでみる
ことにしました。
すると、思っていたよりも具体的にFIRE後の暮らしが見えてきました。
FIRE後は夫婦2人暮らし
10年後の我が家をイメージして、FIRE後は夫婦2人暮らしとして予算を組みました。
今は4人暮らしなので、食費や日用品については、現在の生活と比較しながら「夫婦2人ならこのくらいかな」と考えています。
我が家が考えているFIRE後の予算はこちらです。
項目
月予算
食費
24,000円
日用品
4,000円
医療費
6,000円
水道光熱費
30,000円
通信費
12,000円
保険
20,000円
NHK
1,100円
車保険
10,000円
ガソリン
5,000円
車検積立
10,000円
固定資産税
9,000円
ブログ
1,500円
国保
4,000円
年金
32,000円
所得税・住民税
0円
予備費
30,000円
合計
198,600円
合計すると、約19万9,000円。
つまり、
月20万円あれば、我が家が想定しているFIRE後の生活費をほぼまかなえる
という予算になりました。
これを計算してみたとき、私はちょっと嬉しくなりました。
「本当に月20万円でいけるかもしれない」
と、FIRE後の生活が少しだけ現実になったような気がしたからです。
食費は月24,000円
まずは食費。
夫婦2人で月24,000円を予定しています。
1日あたりにすると約800円。
もちろん、毎日きっちり800円で生活するという意味ではありません。
安い日にまとめ買いをしたり、自炊したり。
業務スーパーを利用することもあるでしょう。
我が家は、もともと節約を意識した暮らしをしています。
高級な食材を毎日のように買うわけではありません。
でも、食べることを極端に我慢したいわけでもありません。
例えば、以前業務スーパーで冷凍の串カツを買いました。
298円で6種類12本。
家で揚げるから、揚げたてが食べられる。
安いけれど、ちゃんと楽しめる。
こういう食生活なら、節約しながらでも満足できると思っています。
FIREしたからといって、毎日質素なご飯だけを食べる必要はない。
お金をかけなくても楽しめる食事を知っていることも、我が家にとっては資産なのかもしれません。
日用品は月4,000円
日用品は月4,000円。
トイレットペーパーや洗剤など、生活に必要なものを購入します。
ここも、必要以上に買わない。
安いからといって大量に買い込まない。
「なくなったら買う」を基本にしていけば、夫婦2人ならこのくらいに抑えられるのではないかと考えています。
物をたくさん持たないミニマリスト寄りの暮らしをしていると、そもそも買うものが少なくなります。
物が少ないと、収納用品もいらない。
掃除するものも少ない。
管理するものも少ない。
結果として、お金もあまりかからない。
ミニマリストと節約は、意外と相性がいいのです。
水道光熱費は30,000円
水道光熱費は月30,000円。
ここは少し余裕を持たせています。
電気代やガス代、水道代は季節によって変わります。
特に冬や夏は、冷暖房で高くなることもあります。
だから、ここは「絶対に3万円以内にする!」というより、
月平均で3万円くらい
というイメージです。
FIRE後の生活費を考えるとき、私はあまりギリギリの数字にしたくありません。
「月20万円で暮らせるけど、電気代が5,000円上がったら赤字」
という生活では、安心してFIREできないからです。
ある程度の余裕を持たせる。
これが我が家の予算作りでは大切だと思っています。
保険や車にもお金がかかる
FIREというと、
「家賃も住宅ローンもないなら、そんなにお金はかからないんじゃない?」
と思うかもしれません。
でも、実際にはいろいろなお金がかかります。
我が家の場合は、
保険:20,000円
車保険:10,000円
ガソリン:5,000円
車検積立:10,000円
固定資産税:9,000円
などを予定しています。
特に車は、購入費だけでは終わりません。
保険も必要。
ガソリンも必要。
車検もある。
税金もある。
だから、車にかかるお金は毎月少しずつ積み立てておくことにしています。
FIRE後も車を使う予定なので、こういう固定費・維持費を最初から予算に入れておくことにしました。
予備費は月30,000円
そして、我が家の生活費で大切にしたいのが「予備費」です。
月30,000円。
ここは、何に使うか決めていません。
病院代が多くかかった。
ちょっとした家具を買った。
外食した。
カフェに行った。
何かが壊れた。
予定外の出費があった。
そういうときに使うお金です。
私はこの予備費を入れていることで、かなり気持ちが楽になります。
FIRE後の生活を考えるとき、
「毎月20万円ぴったり」
ではなく、
「だいたい20万円。その中に予備費も含めておく」
という考え方。
これなら、多少予定外のことが起きても対応できます。
「節約しすぎない」ことも大切
FIREを目指していると、
「もっと生活費を削れないかな」
と考えてしまいます。
食費をもっと減らす。
外食をやめる。
カフェに行かない。
洋服を買わない。
趣味にもお金を使わない。
そうすれば、FIREに必要な資産はもっと少なくできます。
でも、私はそこまで切り詰めたくありません。
なぜなら、FIREするために今の人生を楽しめなくなってしまったら、何のために資産形成をしているのか分からなくなるからです。
私は節約が好きです。
でも、節約そのものが目的ではありません。
少ないお金でも楽しく暮らせるようになりたい。
必要なものにはお金を使う。
いらないものは買わない。
お金を使わなくても楽しめることを増やす。
そして、余ったお金を投資に回す。
そんな暮らしが私には合っています。
今の4人暮らしで練習している
そして、今回FIRE後の予算を作っていて思ったのが、
「今の生活が、そのままFIRE後の練習になっている」
ということです。
今は夫婦と子ども2人の4人暮らし。
食費も日用品も、夫婦2人より当然多くかかります。
子どもに必要なものを買うこともあります。
それでも、毎月予算を決めて、その中で暮らしています。
だから、今のうちから、
「このくらいのお金で暮らす」
という感覚を身につけておけば、子どもたちが独立して夫婦2人になったときには、さらに生活費を下げられる可能性があります。
FIREしてから急に節約生活を始めるのではなく、
今からFIRE後の生活を練習しておく。
これは、我が家にとってかなり安心できる方法だと思っています。
月20万円なら、年間240万円
FIRE後の生活費を月20万円とすると、
年間では、
20万円×12か月=240万円
です。
我が家がFIRE資産として目標にしているのは、
6,000万円。
6,000万円に対して年間240万円なので、単純計算では4%。
いわゆる4%ルールをひとつの目安にしています。
もちろん、これは「毎年4%ずつ必ず増える」という意味ではありません。
実際の投資では、株価が上がる年もあれば、大きく下落する年もあります。
税金やインフレもあります。
特に我が家の場合、かなり若いうちからFIREすることになるので、長期間の資産運用については慎重に考えたいと思っています。
だから、
「6,000万円あれば絶対安心!」
と考えているわけではありません。
それでも、我が家の生活費と資産のバランスを考えたとき、6,000万円という数字はひとつの大きな目標になっています。
新NISAを夫婦で満額埋める
では、どうやって6,000万円を目指すのか。
まずは夫婦の新NISAを満額埋める予定です。
夫婦2人分で3,600万円。
現在、約210万円ほど預貯金が足りません。
だから今は、その約210万円を貯めることも頑張っています。
できれば、最速の5年くらいで新NISAの枠を埋めたい。
投資だけを頑張るのではなく、まずは必要な現金を貯める。
そして、準備ができたらNISAへ入れていく。
そんな流れで考えています。
3,600万円を投資したあとも終わりじゃない
新NISAの3,600万円を埋めたら、
「これで終わり!」
ではありません。
その後も投資を続けます。
今考えているのは、
3,600万円の投資資産+月10万円の積立
です。
これを10年間、年率4%で運用できたと仮定すると、約6,800万円になります。
もちろん、これはあくまで一定の利回りを仮定したシミュレーション。
実際の相場が毎年4%で増えるわけではありません。
それでも、数字にしてみると、
「6,000万円って、もしかしたら本当に届くかもしれない」
と思えるようになります。
夢のような数字だった6,000万円が、少しずつ現実的な目標に変わってきました。
FIREは「遠い夢」だと思っていた
昔の私は、FIREなんて自分にはできないと思っていました。
何億円も資産がある人がするもの。
高収入の人がするもの。
独身で自由にお金を使える人がするもの。
そんなイメージがありました。
でも、少しずつお金を貯めて。
投資を始めて。
生活費を見直して。
必要のないものを買わなくなって。
資産が少しずつ増えていく。
すると、FIREという言葉が少しずつ身近になってきました。
もちろん、誰でも同じように6,000万円を作れるわけではありません。
収入も違う。
家族構成も違う。
住んでいる場所も違う。
生活費も違う。
投資できる金額も違います。
だから、我が家の方法がそのまま誰にでも当てはまるわけではありません。
でも、
「自分の生活費はいくらなんだろう?」
と考えることからなら、誰でも始められると思っています。
まずは「自分の生活費」を知ることから
FIREを目指したいと思ったら、いきなり「1億円貯めよう!」と考えなくてもいい。
まずは、
「毎月いくらあれば暮らせる?」
と考えてみる。
食費はいくら?
家賃はいくら?
水道光熱費はいくら?
通信費はいくら?
保険はいくら?
車にはいくらかかる?
税金はいくら?
趣味にはいくら使いたい?
そして、予備費はいくら必要?
こうやってひとつずつ書き出していくと、自分に必要な生活費が見えてきます。
我が家の場合、それが約20万円でした。
月20万円。
年間240万円。
だから6,000万円をひとつの目標にする。
とても単純ですが、こうやって数字をつなげていくと、FIREが少し具体的になります。
10年後、私はパートを辞めたい
我が家のFIRE目標は10年後。
その頃には、私は今よりずっと年齢を重ねています。
そして子どもたちも大きくなっています。
10年という時間は長いようで、子育てをしているとあっという間に過ぎてしまう気もします。
10年後、子どもたちはもう成人が見えてくる年齢。
少しずつ親の手を離れて、自分の人生を歩き始める頃です。
そんなタイミングで、私もパートを辞められたらいいなと思っています。
FIREできるだけの資産ができたら、私は仕事を辞める。
夫は60歳まで働く予定です。
だから我が家は、夫婦同時に仕事を辞めるFIREではありません。
まず私が自由になる。
その後、夫は仕事を続ける。
そしていつか夫も60歳になったら、夫婦2人で完全FIRE。
そんな未来を思い描いています。
その頃には、もっと静かな暮らしがしたい
子どもたちが独り立ちしたら、夫婦2人。
今よりずっと静かな家になるのかな。
少し寂しく感じるのかもしれません。
でも、それと同時に、楽しみでもあります。
朝起きて。
ゆっくり朝ごはんを食べて。
天気がよければ散歩して。
図書館へ行って。
好きな本を借りて。
家でお茶を飲んで。
ブログを書いて。
お昼ごはんを食べて。
眠くなったら昼寝して。
夕方になったらごはんを作る。
そんな毎日。
お金をたくさん使わなくても、十分に楽しめる暮らしです。
私が欲しいのは、豪華なFIRE生活ではありません。
静かで、自由で、自分の時間を自分で決められる生活。
それが私にとってのFIREです。
「コメダくらい毎日行ける」が理想
以前、FIRE後の生活を疑似体験するような1日を過ごしました。
子どもたちを送り出したあと、クリーンセンターへ粗大ゴミを出しに行って。
そのまま隣の市のコメダへ。
平日の昼間なのでお客さんも少なくて、静か。
そこで1時間くらいのんびりして。
その後、洋服屋さんへ行って。
家に帰って、業務スーパーで買った298円の串カツを揚げて。
揚げたてを食べて。
ブログを書いて。
お昼寝をして。
子どもたちのお迎えへ。
たった1日でしたが、ものすごく楽しかった。
「FIREしたら、こんな生活になるのかな」
と思いました。
その日使ったお金は約6,000円。
もちろん毎日6,000円使うわけではありません。
でも、私はその日、
「FIREしたら、コメダくらいなら毎日行っても大丈夫と思える資産を作りたい」
と思いました。
高級な生活じゃなくていい。
毎日旅行に行かなくていい。
ブランド品もたくさんいらない。
ただ、
「今日はコメダに行こうかな」
と思ったときに、お金のことを気にしすぎず行ける。
そんな余裕が欲しい。
「頑張ればできるかも」と思えるFIREを目指したい
FIREという言葉を聞くと、
「そんなの無理」
と思う人もいるかもしれません。
私も以前はそうでした。
でも、FIREは必ずしも「ものすごく贅沢な暮らしをするための資産」を作ることではありません。
自分に必要な生活費を知って。
生活費を少しずつ整えて。
収入の中から投資するお金を作って。
長い時間をかけて資産を育てていく。
そう考えると、少しだけ景色が変わってきます。
もちろん、家族構成や収入によって難しさは違います。
我が家も10年後に必ず6,000万円になる保証なんてありません。
相場がどうなるかも分かりません。
予定外の出費があるかもしれない。
子どもたちの進路だって、今の時点では分かりません。
それでも、
「無理かもしれない」だけで諦めるのではなく、「どうしたら近づけるかな?」と考えてみる。
私はそれだけでも、FIREへの一歩になると思っています。
まずは今日からできることを
FIREは、突然たどり着くものではないと思っています。
1万円。
5万円。
10万円。
毎月少しずつ投資する。
無駄な出費をひとつ減らす。
使っていないサブスクを解約する。
食費を少し見直す。
必要のないものを買わない。
そして、残ったお金を未来の自分のために積み立てる。
小さなことの積み重ねです。
私もまだ途中です。
現在の投資資産は約4,000万円。
目標の6,000万円までは、まだ道のりがあります。
でも、以前よりはずっと近くなりました。
新NISAの夫婦満額3,600万円を目指して、足りない約210万円を貯める。
できれば5年ほどで埋める。
その後も月10万円の投資を続ける。
そして10年後。
6,000万円という目標にたどり着いていたら、私はパートを辞めたい。
そんな未来を目指しています。
10年後の自分へ
10年後の私は、今の私に何と言うんだろう。
「あのとき、頑張ってよかったね」
と言っているかな。
それとも、
「もう少し早く投資しておけばよかった」
と思っているかな。
未来のことは分かりません。
でも、ひとつだけ分かっていることがあります。
今日の私は、未来のために行動することができます。
だから、今日も貯める。
今日も投資する。
必要以上に使わない。
でも、今の生活もちゃんと楽しむ。
節約ばかりで苦しくならないように。
FIREだけを見て、今を犠牲にしすぎないように。
今の暮らしと、10年後の暮らし。
どちらも大切にしながら、少しずつ進んでいきたいと思います。
月20万円の暮らしから、自由な暮らしへ
我が家が目指しているのは、
月20万円で暮らせる夫婦2人の生活。
そして、
投資資産6,000万円でFIRE。
これが今の我が家の目標です。
6,000万円という数字だけを見ると、まだまだ遠く感じます。
でも、その中身を見てみると、
「月20万円で暮らす」
「年間240万円必要」
「だから6,000万円を目標にする」
という、意外とシンプルな話でした。
そして、その6,000万円を作るために、
夫婦の新NISAを満額埋める。
足りない約210万円を貯める。
できれば5年で3,600万円の枠を埋める。
その後も月10万円を投資する。
10年後のFIREを目指す。
ひとつひとつに分解してみると、少しだけ「できるかもしれない」と思えてきます。
私もまだ途中。
この記事を読んでいるあなたも、もしFIREしたいと思っているなら、まずは自分の生活費を書き出してみてください。
月15万円で暮らせる人もいるかもしれない。
月25万円必要な人もいるかもしれない。
月30万円必要でも、それに合った資産形成をすればいい。
大切なのは、誰かのFIRE生活をそのまま真似することではなく、
「自分はいくらあれば幸せに暮らせるのか」
を知ることなのだと思います。
そして、そこから少しずつ未来を作っていく。
FIREは、私にとって夢のような話ではなくなりました。
まだ先だけれど、ちゃんと目指せる目標になっています。
10年後。
子どもたちが少しずつ大人になって。
夫婦2人の暮らしが始まって。
私は仕事を辞めて。
平日の昼間にコメダでゆっくりお茶を飲む。
図書館で好きな本を借りる。
家でお菓子を作る。
ブログを書く。
眠くなったら昼寝する。
そんな何気ない毎日を、のんびり楽しむ。
そのために、今は頑張ります。
まだ4,000万円。
目標は6,000万円。
あと2,000万円。
10年という時間を味方につけて、少しずつ近づいていきたい。
「自分も頑張ればできるかも」
そんなふうに思ってもらえるようなFIREを、私自身も目指していきたいと思います。
10年後の自由な暮らしを楽しみにしながら。
今日も、節約して、投資して。
未来の自分のために、一歩ずつ。
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